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経理職の魅力

経理職の魅力とはどんなものだと思いますか?本記事では私が思う経理職の魅力をご紹介します。経理職への転職を考えている人はご参考にしていただければと思います。

経理職の魅力

私が考える経理職の魅力は以下のとおりです。

 ・ワークライフバランスが良い

 ・正解が導きやすい。

 ・全体像が見える。

 ・数字に強くなる。

 ・落ち着いた雰囲気の人が多い(非体育会的なノリ)

 ・飲み会が少ない

ワークライフバランスが良い

経理職は繁忙期と閑散期が事前にはっきりとわかっています。そして6年間の実務経験上、だいたいイメージ通りに繁忙期と閑散期が推移し、突発的に繁忙期が訪れたりすることがあまりありません。これは経理職の仕事相手が主に社内の人間というのが関係していると思います。相手が社内の人間であるため、相手に合わせずに締め切りなどをコントロールしながら仕事ができるのが大きいと感じます。営業職などであれば、仕事相手が社外の人間となるため、どうしても相手に合わせながら仕事をしなければなりません。経理職はその点、こちら主導で仕事ができるため、繁忙期と閑散期の予想がたてやすいのが特徴です。繁忙期と閑散期の予想がたてやすいと、有休の計画もたてやすく、プライベートも充実します。実際私も毎年15日ほど有休を取得しており、部署別の有給所得率も経理がダントツで高いです。

正解が導きやすい

経理の仕事は営業職などと比較して正解を導き出しやすい仕事と感じます。営業の仕事はモノを売ることが目的です。しかしモノを売ることの正解はそれほど単純ではありません。モノが売れる売れないは価格や製品やセールストークなどいろいろな要因に左右されてしまい、正解を導き出すことは容易ではありません。一方経理職の場合、仕事の主要な目的が正しく記録をするということであるため、営業職よりも正解が導きやすい職種と考えます。正しく記録するとはルールに則って記録するということであり、そのルールは主に①会計基準②税法③社内規則の3つを見れば大丈夫です。判断に迷ったときはこれらのルールに則っているかどうかを考えていけば正解を導き出していける感じます。

全体像が見える。

経理職は営業職などと比べて全体像が見えやすい部署です。例えば営業職に配置された場合、主に担当する製品の知識についてのみ深く追求していくことになると思います。そのため担当製品については詳しいが、その他の製品については疎いという状況になりがちです。一方、経理職は担当する部署全体の売上や原価等を見ていくことになるため、営業職よりも広くものを見ることができ、全体像が見えやすい部署と感じます。

数字に強くなる。

よく経理職は数字に強くなるといわれますが、あれは真実です。経理職は仕事上、売上高、営業利益、営業利益率、棚卸資産回転率等社内のあらゆる指標の数字を見ていくことになる為、この指標が良いのか悪いのかという基準みたいのものがだんだん養われてきます。一方数字に慣れていない人だと、そもそも比較する数値が頭にないため、とある会社の営業利益率などをパッと見せられても良し悪しの判断がつきにくいと考えます。その点、仕事でよく数字を見ている経理職は、ほかの部署の人よりも比較する材料がたくさんあるため、判断もしやすくなると感じます。

落ち着いた雰囲気の人が多い(非体育会的なノリ)

経理職はどういうわけか比較的落ち着いた雰囲気の人が多いです。体育会的なノリが好きな人、嫌いな人それぞれあると思いますが、嫌いな人にとっては経理の雰囲気は魅力のひとつと考えます。

飲み会が少ない

経理職は営業職などと比べて飲み会が少ないです。ここでいう飲み会とは取引先との接待など仕事として行う飲み会です。仕事の飲み会は粗相を起こさないよう気を使ったり、沈黙を作らないように会話を続けたりとプライベートの飲み会のようにはなかなか楽しめません。時には飲みたくないような人とも我慢をして飲まなければなりません。経理職は仕事の飲み会はほぼありません。あるとしても部署のメンバーだけでしっぽり打ち上げをするぐらいのものです。仕事の飲み会が苦手という人にとっては経理の飲み会の少なさもひとつの魅力と考えます。