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エクセルマクロ、初心者が1年半学習して得たこと。

エクセルマクロを学ぶことで得られることはなんだと思いますか?本記事は私が1年半マクロを学習して得たことをご紹介いたします。エクセルマクロに興味のある方は必見です。

作業時間が鬼のように減って、考える時間が増えた。

エクセルマクロを習得すると作業時間が鬼のように減り、考える時間が増えました。

エクセルマクロを使えば、単純作業を全て自動化することができるため、作業時間をぐっと減らすことができます。例えば、私の月次のルーチン業務に営業部の売上実績を部署別に集計し売上月報を作成するというものがありました。具体的作業としては①売上実績をシステムからCSVファイルで落とす。②所定の月報様式に部署別に集計した売上実績を転記する。の手順です。とても単純な作業ですが、エクセルの標準機能だけでは効率的に転記ができず、毎月30分ぐらいの時間を要していました。これをマクロを使ってワンクリック(10秒)で実行できるようにしました。このように身の回りの単純作業をどんどん自動化していった結果、1年半前と比べ、作業時間が鬼のように減り、その分考える時間が増えました。

考える時間が増えると当然ながらその分、付加価値の高い仕事ができます。また、更なる業務効率化を考える時間にも使え、日に日に作業時間が減っていきました。

職場で一目置かれる存在となった。

エクセルマクロを習得すると職場で一目置かれる存在となりました。

私の職場にはマクロを扱える人がほとんど居なかったため、マクロを扱えるようになったことで、周りにはできない価値を提供できるようになったからです。

例えば、私の職場で長年課題とされていたすごく時間のかかる単純作業あったのですが、その業務の改善に自分のマクロの技術を活かすことができました。

そして一目置かれたおかげで、以下の点で圧倒的に働きやすくなりました。

①自分の要求を呑んでもらいやすくなる。

②自信がついて、どんな人にも気後れしなくなる。

プログラミングの素養が身についた。

エクセルマクロを学習するとプログラミングの素養が身に付きます。

マクロはVBAというプログラミング言語のコードを書きながら作っていきます。そのためマクロはがっつりプログラミングです。

プログラミングの素養はこれからの時代、サラリーマンであっても身に着けておいて損は無いと考えます。

昨今、ホワイトカラーの職場にもどんどん、AIやRPAを導入していくということが囁かれています。AIやRPAは全てプログラミングです。AIやRPAを作る側には勿論なるのは難しいと思いますが、使う側にはなりうるということです。使う側にプログラミングの素養が必要ないのかといわれると、そうは思いません。そのためプログラミングの素養はこれからの時代身に着けておいて損はないと考えます。

サラリーマンがプログラミングの素養を見つける上でマクロがおすすめな理由

サラリーマンがプログラミングの素養を見つける上でマクロがおすすめな理由は挫折が少ないことです。

私は以前、プログラミングスクールなどに通い、プログラミングを学習していたことがありました(主にRubyという言語)。一通り学んで、当時は自分で簡易なアプリケーションを作ることまで出来るようになっていました。しかし、Rubyを使って解決しようと思うような課題があまり思い浮かばず、次第に使わなくなってしまいました。しかしマクロであれば、解決する課題はたくさんあります。自分の身の回りの業務すべてが課題です。そのため題材に困らない点で継続しやすく、サラリーマンがプログラミングの素養を身に着けることにおいて、マクロはとてもおすすめです。