潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎の病院選びや通院中の病院で角を立てずに主治医を変える方法

潰瘍性大腸炎を患っている方々にとって、かかりつけの病院や主治医の先生はこれから長くお世話になることになるので慎重に選びたいところです。本記事では私の考える病院選びのポイントや通院中の病院で角を立てずに主治医を変える方法をご紹介したいと思います。病院選びで悩んでいる方や主治医を変えたと思っている方はご参考にしていただければと思います。

潰瘍性大腸炎の病院選び

結論から言うと、炎症性腸疾患専門の病院を選んでください。

その際、消化器内科というだけでは炎症性腸疾患の専門とは限らないので注意が必要です。この病気はそこまでメジャーな病気ではないため、消化器内科であっても、病気の認識が薄い場合があり、適切な治療を受けられない可能性があります。

以前私は、会社に近いからという理由で深く考えずにとある消化器内科に通っていました。その病院では寛解期がしばらく続いているのに、薬の量を減らす処置をしてくれなかたり、そのことについて聞いてもあまり明確な答えが返ってこなかったりと少し疑問に感じながら通院していました。

その後不信が募り始めて、思い切って炎症性腸疾患専門の外来がある大学病院に変えみました。新しい病院で以前の病院での治療の経緯などを説明したときに、その病院の治療は違うというニュアンスのことを言われ、またこの病気はそれほどメジャーな病気ではないため、消化器内科であっても患者を診た経験が少ない人が多いとおっしゃられていました。

そのため、病院を選ぶ際は炎症性腸疾患専門の病院を選んだ方が良いと考えます。

病院のホームページも多く公開されているのでGoogleなどで「通院したい地域 炎症性腸疾患専門 病院」などと検索して探すのも手です。

通院中の病院で角を立てずに主治医を変える方法

病院の先生も神様ではなく人間なので、どうしても自分と馬が合わない先生がいるかと思います。そんな時に角を立てずに主治医の先生を変える方法を紹介します。

まずは受付の病院スタッフ等にお願いし医師の勤務表を入手し、変えたい主治医の先生の勤務日を確認してください。勤務日を確認したら、次回の予約をする際などに、その先生が勤務している曜日や時間帯は全て仕事の都合で行けなくなった旨を伝えてください。これでOKです。次回予約は新しい主治医の先生の時間帯を取ってくれるはずです。

ここで反対意見として、変えたい先生の勤務日しかこちらが行けない場合はどうしたら良いのかと思われるかもしれません。

その場合は、大きい病院であれば自分が行ける時間帯には変えたい先生以外の先生も勤務しているはずなので、その先生に担当が変わるように仕向けましょう。

具体的には、初回だけ無理をして、狙っている先生が勤務できて、変えたい先生が勤務できない日を予約し、診てもらいましょう。

一度診てもらえば、その時点で担当の勤務医は変わるはずなので、あとは自分の都合の良い時間帯を予約して通院する。これでOKです。

これなら変えたい先生に直接面と向かって「変えてください」と言わずに主治医を変えることができます。

仕事の都合でその日は行けないと言っていたのに、すぐにその日に行けるようになっていたら、変えられた先生は自分が嫌だからそうしたんじゃないかと気づかれるんじゃないかと心配するのであれば、初回だけでなく、2-3回その先生が勤務できない時間帯を受診してから、変えるのもありです。

以上が私が考える角を立てずに主治医を変える方法となります。お悩みの方は是非参考にしていただければと思います。